本日は、お題 「ペットとのエピソード」より。
我が家には、歩くだけで癒される、愛されキャラのリクガメ、ホーリーがいます🐢
ホーリーは、息子が9歳の誕生日に我が家に来たのですが、ホーリーが来るちょっと前のお話。
息子は小さい頃から、生き物が好きで、幼稚園の時、住んでいた家の近くの溝で、小魚やザリガニを捕まえて飼っていました。
小学生になると、グッピーやベタなどを育てたり。
ペットショップの熱帯魚コーナーに行って、水草や飼育アイテムなどを購入する時に、お店にいるお魚を見るのを楽しみにしていました。
時には特に買うものもないけど、お魚を見るためにお店に行ったり。
そんな中、お店に、ウーパールーパーがいました。
つぶらな瞳でこちらをみているのが、可愛くて、親子共々、心奪われてしまいました。
息子が飼いたい。と言うのですが、
ちょっと調べてから飼おうね。という事で、
調べたところ、今まで、色々なお魚のお世話をしてきた息子には、ウーパールーパーのお世話は、出来そうなレベルでした。
息子と一緒に飼育方法、どれくらい大きくなるか、寿命などを調べた後、お世話は息子が責任をもってする事。を条件に飼うことにしました。
ウーパールーパーはみんなで名前を考え、スイスイ泳ぐから「すいちゃん」と息子の案で名前が決まりました。
すいちゃんは、いつもにっこり笑顔で、餌を食べたり、泳ぐ仕草に癒され、我が家の人気者になりました。
息子は毎日観察して、すいちゃん日記をつけていました。
夏場は水温が高くなり、水が汚れやすくなった為、主人とあれこれ検討し、濾過フィルターをいいフィルターに代えたり、涼しくするためにファンをつけてみたり。主人と2人で楽しそうにしている姿が微笑ましかったです。
成長して、水槽を大きくした為、水換えが大変になりましたが頑張って替えていました。
小学校で作る工作では、すいちゃんをモデルにしたものを作っていました。
転勤で四国から広島への引越しが心配でしたが、引越し後も新しい環境にも慣れて、元気に過ごしていました。
ウーパールーパーの寿命は、諸説ありますが、5〜10年と言われています。
我が家のすいちゃんもその頃になると、エサをあまり食べなくなり、元気がなくなってきました。
子供達にも寿命の年齢になってきてので、死期が近いかもしれない…ということをそれとなく伝えました。
ある日、仕事から帰ると水槽に浮いてるすいちゃん。触ってみても動かず…
こんな日が近いとわかっていても、やっぱり悲しくて、娘と一緒に泣いてしまいました。
中学生になって、部活や塾で忙しい息子も、その日は何もなく、学校から帰って来ました。
思ったより、冷静にすいちゃんの死を受け止めている感じがしました。
いつも夜遅くまで仕事の主人も珍しく早くに帰宅して、家族みんなですいちゃんとお別れする事ができました。
すいちゃん、みんなが揃うこの日を選んでくれたんかね… と主人。
数日経って、息子に、
すいちゃんが亡くなった時、泣いてなかったけど、悲しくなかったん? と聞くと、
そりゃ、悲しかったよ。でも、自分はすいちゃんが生きてる間に、いっぱいお世話したし、かわいいよ。と、言ってあげれたから。と言っていました。
そういえば、小学校の国語の教科書にそんな内容の教材があり、息子が朗読していました。
息子の心に残っていたのでしょう。
私は、小学生の頃飼っていた文鳥の事を思い出しました。
私が飼いたいと親に頼んで飼い始めた文鳥。
最初は一生懸命お世話をしていたのですが、だんだん疎かになり、そのためかどうかはわかりませんが、亡くなってしまいました。
その時私は、すごく泣いて、泣いて…
それは、悲しい気持ちもありましたが、それよりも申し訳なかった、ちゃんとお世話をしておけばよかったという後悔の念の方が大きかったです。
今だに文鳥の事を思い出す時は、あの子達に悪いことをしてしまった。という思いになってしまいます。
息子は最期まで、すいちゃんのお世話ができ、毎日、挨拶や声掛けもして、愛情をかけていたので、これから先のすいちゃんとの思い出もキラキラしたいい思い出になっていくと思います。
生命あるもの、いつか最期の時がきます。
その時、気持ちよく見送れるよう、自分達が飼い主で良かったと思ってもらえるよう、愛情を込めて育てていきたいです。
そんなふうにして、ペットと過ごした日々は、生涯かけがえのない宝物として、素敵な思い出になるでしょう。
今でも、リビングには息子が作った工作と共にすいちゃんの写真が飾られています。
最後までお付き合い頂きありがとうございました😊
⇑ この上に「ペットとのエピソード」を書こう
▶ Rakuten 動物保護団体支援プログラム×はてなブログ #ペットを飼うこと 特別お題キャンペーン
by 楽天グループ株式会社