日曜日は、娘のピアノの発表会でした。
発表会前の1番練習したい時期に学校の期末テストがあり、テスト勉強と、並行してピアノ練習を、頑張っていました。
だいたい形になってきて、発表会に履く靴を履いて練習をしたり、iPadで動画を撮って、自分で確認したり。
最終の練習は、主人と私の実家の両親にLINEのビデオ通話をして聴いてもらいました。
今回は、C.P.E.バッハのソルフェッジョとコンクールで弾くゴンドラの船頭歌の2曲をソロで弾き、先生と連弾で、すずめの戸締りのメインテーマ曲を引きます。
連弾の曲は、お気に入りの曲。家で練習する時は、1人だから、ちょっと物足りないけど、本番は先生と弾くから、期待しててね。と言っていました。
発表会は今年で6回目になります。
発表会は1部と2部に分かれていて、1部は幼稚園児さんから小学校3年生まで。第二部は小学校4年生から高校生となっています。ご兄弟の関係で、第二部にも3名ほど小さいお子様が今おられました。
その3名のお子様が子供司会者さんとして、可愛らしく登場し、これから第二部の発表会を始めます。と言ってスタートです。
はじめての発表会の方もおられ、「ちょうちょ」を1人でがんばって弾いていました。そういえば私も3、4歳の時からピアノを習い始めましたが、初めての発表会はちょうちょだったなぁ。と思い出し、ほほえましかったです。
生徒さんみんな、堂々と一生懸命弾いているのがよくわかりました。
いよいよ娘の番です。
1曲目のソルフェッジョは、リズムが早くて、音が転びやすいんよー。と言って注意しながら弾いていました。
いい感じに弾き始めましたが、途中で止まってしまいました。何とか思い出した部分から弾き直して終りました。
2曲目のコンクールで弾くゴンドラの船頭歌は、ゆったりとしたきれいな曲です。2つのペダルを踏むという新しいチャレンジも取り入れています。これは練習期間も長かったため、きれいに流れるような感じで弾け、うっとりとして聴くことができました。
ステージから帰ってくるとショボーンとした娘。一瞬頭が真っ白になってしまったようです。まぁ途中から弾き直したからよかったじゃん。2曲目はすごくきれいだったよ!と励ましました。
娘の後は高校生たちのソロの曲が続きます。やはり高校生になるととても上手で、うっとり聞き惚れてしまいます。
そして連弾の部に入りました。
連弾は先生や、ご家族、お友達と一緒に弾きます。
演奏曲は映画のテーマ曲や、ジブリの曲などみんなが知っているような曲が流れるので、楽しく聴けます。
ベテランのお母さんの演奏は本当に凄いです。中には娘さんとお父さんの連弾もあったりして、いいなぁ。と思って毎年聴かせてもらっています。
私も娘が小学生の低学年の頃に2回ほど連弾をさせてもらいましたが、ボロボロで…。苦い思い出です(笑)
楽しみにしていた娘の番になりました。先生との連弾です。
いい出だしでスタートしましたが、途中でつまずいてしまい、先生のみの演奏になってしまいました。
また、途中から弾けたので、聴く人が聞いたらそういう曲なのかなと思ったかもしれませんが、いつも練習しているのを聞いていると、ちょっと残念な演奏になってしまいました。
席に帰ってきた娘に、娘の気持ちを察して、お疲れ様。とだけ声をかけ、ステージを見ていました。
横でクスン。と言う鼻をすする音が聞こえ、上を向いて涙をこらえている様子が分かりました。
がんばって練習したのに思うよに弾けなくて悔しかったのでしょう。
あえて声はかけずにいました。
すべてのプログラムが終わり、継続出場の方の表彰があり、みんなで記念撮影をした後、コンクールに出場する方は、ステージのピアノで練習していいよ。と先生がおっしゃってくれていたので、みんなが帰った後も残って練習をしていました。
すると、先生が娘さん、普段はもっと上手に弾けるんですよ。今回はちょっと緊張したのかな。とお声掛けしてくださいました。
本人も先生との連弾になるとすごい綺麗だから楽しみにしててね。と言ってたんですけどね…とお話ししました。
小さいお子さんからコンクールの曲の練習が始まり、娘は最後の番。弾き終わった後、
先生が、もう一度連弾の曲弾く?と言ってくれ、一緒に弾くことができました。
とてもきれいに揃っていました。
娘の思いを考えたり、先生のお心遣いが嬉しかったりで、曲を聴きながら、うるっときてしまいました。
こんなふうにいつも生徒に寄り添ってくれる先生に本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
娘も納得できたようで、ますます先生が好きになったようです。
いろいろあった発表会。悔しい思いもありながらも、先生の優しさに触れることができて思い出になる発表会となりました。
コンクールまでもあと1ヶ月程です。
自分なりにいろいろ課題が見えてきたことと思います。納得のいくまで練習をして、コンクールに挑んでもらいたいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました🎵