今日は臨床検査技師の勉強会でした。
強制ではありませんが、レベルアップしたい人が集まる勉強会です。
こういった勉強会は臨床検査技師会が主催しており、各部門ごとに行われていますが、
最近は、忙しいから。内容が難しくてついていけないから。などを理由にほとんど参加できていませんでした。
今回は興味をそそる内容だったため、参加してみることにしました。
会場までは公共の交通機関で1時間ほどかかるので、昼ご飯をおうちで食べていたら受付に間に合わないため1人でランチをします。
会場近辺でランチできる所を探して、本日はここにしました。
3TREE アメリカン&イタリアンダイニング
アメリカン&イタリアンダイニングということで楽しみにしてきました。
店内はいい感じのハワイ感。
ハワイミュージックが流れていてゆったり過ごせました。
メキシカンブリトー フィッシュをいただきました。
初めてブリトーをいただきましたがご飯が入っているのですね!
熱々で、チーズがのびる、のびる!
添えてあったソースをつけて美味しくいただきました。
見た目によりもボリュームたっぷりで、めちゃくちゃお腹いっぱいになりました。
腹ごしらえばっちりで勉強会へ。
本日の内容
・ホルマリン固定の重要性
・免疫染色の基礎と注意点
・広島大学病院におけるがんゲノム医療を意識した業務改善の取り組み
・君たちはどう生きるか−AIと臨床検査:現実と幻想が交差する舞台裏−
13:00〜17:15までの講演です。
基礎的なものから、難しいものまで。どの講演も気になるものばかり。
しっかり勉強しよう!
と意気込んでペンを持ち、ノートを広げていましたが、
腹ごしらえばっちりしすぎて、暖かくて暗い部屋…
…途中、やっぱり寝てしまいましたね。
でも、最後の講演
−AIと臨床検査:現実と幻想が交差する舞台裏−
は、寝る間もないくらい面白い内容でした。
婦人科細胞診のスクリーニング検査で、AIの開発をされている先生が、AIの開発はこのようにしてます。と言うのをざっくり説明してくれました。
目的と手法の設定、先行研究調査、計算リリースの確保、倫理審査から始まり、
何万枚ものスライドの細胞のデータを収集、データの前処理、アノテーション
モデルの選定、損失関数の選定、ハイパーパラメータの決定、Augmentationの決定、評価指標の決定…
…まだまだ、まだまだ続きます…
とにかく、想像以上に大変と言うことが分かりました。
また、機材も高額でハイスペックGPUが必要で先生は一番お手頃なGPU¥600,000を5台使って開発されているようです。
そうやって開発されているAI技術を使えば、検査結果を早く報告できるのは間違いないし、人手不足も解消できるでしょう。
ありがたいのはありがたいですが、臨床検査技師の仕事が奪われる?
先生は、奪われるのではなく、責任が大きくなる。と言っておられました。
現在、細胞診は、2人の検査技師が鏡検して、結果を返していますが、AI導入することで、1人で結果を返すとなるとその分責任が重くなると。
なるほど。
責任を持てる程の力量をつけていかないと…
色々、考えさせられる勉強会となり、身が引き締まりました。
子供に勉強しろしろと言うだけでなく、たまには親である自分も勉強しないとね。
今日は遅くなると言うと、息子が夕飯を作っておくよと言ってくれました。
帰ったらご飯が待ってる。
嬉しすぎるーっ!!
最後までお付き合いいただきありがとうございました😊