日曜日は娘のピアノのコンクールでした。
前日の土曜日には最終チェックということで先生がレッスンをつけてくださいました。
先生から、すごくきれいに弾けるようになりましたよ。とコメントいただいたのですが、当の本人は自信なさげです。
レッスンに行く前に練習をしていたのですが、帰ってからもずっと練習をしていました。
音のひとつひとつに気を配って、丁寧に弾いていました。
当日は主人に運転をしてもらい、会場に行きました。会場の駐車場は狭く、やはり満車になっていて駐車待ちの車が駐車場の前で数台止まっています。そこで降ろしてもらい受付をしました。主人に来てもらってよかった〜。
先のグループの小学生の部の結果発表が終わると、皆さん帰られたので、その後はスムーズに停める事ができ娘の演奏までには主人も着席できました。
受付を済ませ、娘のグループの演奏までロビーにいたのですが、前のグループの演奏が外に置かれたモニターで見ることができます。皆さんとても上手に引かれていて、娘が演奏する曲、ゴンドラ の船頭歌も何人か弾いていました。
娘はみんなとても上手だなぁ〜と不安そうに、言っています。
そりゃそうでしょ。あなたみたいに一生懸命練習してきた子ばかり出ているからね。
みんなの演奏を聞いていたら、自信をなくしていきそうだったため、YouTubeでゴンドラ の船頭歌を演奏しているピアニストの方や、自分が弾いているときの動画を見ながら待っていました。
少し前に、夕食を食べながら一緒に見ていた動画。ゴンドラ の船頭歌を解説付きで弾いてくれているピアニストの方がいて、その方のYouTubeは、曲に合わせて、イタリアのベネチアに浮かぶゴンドラやゴンドラ から見えるベネツィアの美しい風景も一緒に流していました。
その動画を見た後にピアノを練習していた娘が、あの動画を見た後に弾くと、なんだかとても上手に弾けた気がすると言っていたのです。
そうそう、イメージが大切なんよ。
ゴンドラに乗って、ベネツィアの景色を想像しながらゆったりとした気持ちで弾くと、とてもきれいに聞こえました。
娘のグループの演奏時間になったため、会場に入り娘は舞台袖に行きました。
番号が呼ばれて順番に弾いていきます。やはり中学生になるとみんなすごく上手です。
娘は19番だったので、それに備えてスタンバイをしていたのが前の18番の人がお休みだったため、思っていたより早く出てきました。
急いで動画を撮り始めましたが、私の方もとても緊張して、ドキドキ。心臓の音が聞こえそうな位でした。
どうか間違いませんように…。
目をつむって聞いていました。
会場のピアノは、以前、先生と娘で行ったピアノリサイタルで亀井聖也さんが弾いていたピアノ。
とてもきれいに響いて歌ってくれました。
家で弾く時とは違ったきれいな響きでうっとりとしました。
間違わず、つまらずに最後まで弾け、ホッとしました。
あれだけ上手に弾けたらファイナルにも行けるだろうと思いながら、それでもやっぱりドキドキして結果を待ちました。
娘はやっぱり自分以外の他の人がめちゃめちゃ上手だったと言っています。
主人はゴンドラ の船頭歌の中では、娘が1番上手だったよと励ましていました。
結果張り出します。と言う声で待っていたみんなに混じって見に行きました。
思ったより小さい字でなかなか見つけれない中、娘がうれしそうに笑顔で振り返りました。
やった!いけた!いけた!
よかった〜。
優秀賞をいただき、ファイナルに進出できました。
早速先生に報告です。
先生からも嬉しいメッセージが届きました。
帰りの車の中でも、今日の自分の演奏を何回も聞いたり、審査員の先生の採点表を見ながら復習です。私には最高に聞こえたのですが、ここがちょっとというところが娘なりにあったようです。
ファイナルは11月。あと1ヵ月程度です。
ちょうどテスト期間と重なるようですが、審査員の先生からいただいたアドバイスに気を配って、弾き込んでファイナルに向けて頑張ってもらいたいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました☺️