misarinco’s diary

子育て満喫中。何気ない日常に小さな幸せを探すのを楽しんでます。

谷本裕矢ピアノリサイタル♪

娘がピアノの先生からKAWAIのピアノリサイタルがあるよ。とパンフレットをもらってきました。

春休み特に予定もなかった為、チケットを購入し、先週の土曜日に行ってきました。

ピアニスト西本裕矢さんは第5回高松港国際ピアノコンクールで第4位入賞。という事でどんな演奏が聞けるか楽しみ😊

 

娘が以前、ピアノの先生とピアノリサイタルに行った時、どこの席がいいかという事を教えてもらっていた為、席は娘に任せて行きました。

 

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1時間前には並ばないと!!と言うので、1時間前に会場に着くと2番目でした。

これはいい席が取れそう!

1時間…スマホがあればあっという間です。

娘は春休みあと2日しかないのに課題ができてない…と並ぶ列の横にあった椅子で、黙々と課題をしていました(笑)

自分達のすぐ後に、定年を迎えられたていう男性の方が来られたのですが、話好きで、しばらくおしゃべりをしました。

その方は、とにかく、ピアノを演奏している時の指の動きを見たいとおっしゃっていました。

 

開場の時間になり、会場に入ります。

娘は中央の席狙い。

演奏者の動きがよく見え、音のバランスも良く聞こえるらしいです。

確かにコンクールの時の審査員席は中央だったなぁ。

2番目だったので、座りたかった辺りの席に座ることができました。

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娘は開演までまた課題をこなしています。

何をしに来たんだか…

手の動きが見たいと言っていた。おじさんはどこに座ったかなと探してみると、自分たちの席の左の端のほうに座っていました。バッチリ指の動きが見える席がゲットできたようです。

 

開演の時間になり、西本裕矢さんが登場しました。くるっとしたお目目が印象的な方で、思わず娘にかわいいね。とつぶやくと、娘もうんうん。

 

そして演奏者から挨拶。

こんにちは。西本裕矢です。

 

えっ!?めちゃめちゃ声が可愛いんだけどっ!!女の子の声かと思う位高いトーンで言い方も柔らかい感じ。アニメのキャラクターに出てきそうなかわいい声でした。

同じように思った人が多くいたのか会場内がざわめきました。

 

そしてピアノ演奏が始まりました。

ハイドンバルトークのゆったりとした演奏から始まりました。

癒される〜。

次にトークイベントがあり、西本さんが舞台で話すのかと思ったら、客席に来てインタビューが始まりました。

娘は前回先生と行ったピアノリサイタルの時とは大違いだったので、驚いていました。

どこから来られましたか?とか

好きな作曲家さんは誰ですか?などといった質問を 5〜6人の方にされていました。

ちょっと辿々しい感じでインタビュー。それがまた初々しくて、良かったです。

 

インタビューの後、私が楽しみにしていたラ・カンパネラを演奏してくれました。

前回、娘が先生と行ったリサイタルでこの曲を気に入って、私に聞かせてくれて以来、私も好きになって何回かYouTubeで聞いたりしていましたが、生の演奏は初めてでした。

すごく良くて鳥肌が立ちました。

ピアノの音に引き込まれてうっとりきかせてもらいました。

そのすばらしさを私の表現力ではとても表せないのが残念(笑)

その後にショパンのワルツやマズルカポロネーズ英雄など、ショパンの曲を5曲ほど弾いてくれ、やっぱりショパンはいいなぁと思いました。

 

アンコールも3曲も演奏してくれ、その中には力強い曲もあったのですが、あの可愛らしさからは想像できないような、タッチと迫力。特に強く弾くところは椅子から体を浮かして演奏されていました。

色々な曲が聞けて、すごく満足できたリサイタルでした。

その週はとにかく仕事が忙しくて、気持ち的にも悶々とした部分はあったりと疲れきっていましたが、素晴らしい演奏を聞いて癒され、気持ちもなごやかになりました

改めて音楽っていいなぁ。と思いました。

 

帰りの車の中で、娘がやっぱりラ・カンパネラ良かったなぁ。いつか弾いてみたいなぁ。と言っています。

ピアノの魔術師と呼ばれているリストの曲で難易度の高い曲です。

そうだね。母もKちゃんの演奏聞いてみたいよ。

その前に今年の発表会の曲を早く決めないとっ。

 

私はこれだけショパンの曲を聴いて、良かったねぇ。と余韻に浸っていたので、ショパンを選ぶと思っていましたが、全く違う曲を選んでいました。

 

春休み中悩んで、決めたその曲は、先生が娘の為に数曲選んでくれた中でも、娘が気に入りそうで、雰囲気的にも合ってるのでは。とイチオシの曲でした。

 

さすが先生、娘の事がよくわかっていらっしゃる!

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました😊